2014年7月3日木曜日

新作・・・パート2

暑くなってきましたね。
アトリエ創藝館江戸文字研究会は、日々精進、日々研鑽です。
作品には、自由に取り組みますが、一つだけお約束があります。
それは、自分で描いた文字をいれることです。
その一文字のために日々の練習があります。
 
 
 
Ⅰさん、粋な絵柄が付きました。
町火消しは、隅田川から西を担当するいろは四十七組と、東の
本所・深川を担当する十六組が設けられました。
北組十三組は、本所・深川、石原町あたりでしょうか。
鼻緒も自分たちで挿げました。
はなおをすげる・・・靴の生活となった現代では、聞かない言葉になりましたね。
 




可愛い鼻緒をすげるのが大変でした、Yさん。
片側に家紋、片側にその名称が入っています。
 



 
折り紙・橘鶴・柏鶴・おふだ(お守り)鶴・・・
なるほど・・・みんな鶴にちなんだ家紋なんですね。
家紋は、自らの家系・血統・家柄・地位を表すために
用いられてきた紋章です。
その種類は、研究者の間でも今もって把握されていないようですが、ある専門書には、約20,000種類が掲載されているそうです。
 






涼やかな風を運んでくれる扇子が出来ました。
いつも若々しい感性の作品は、勉強熱心な毎日の賜物ですね。
みんな尊敬しています。


 
世界一の提灯、今回は花火の絵を入れて・・・
裏には家紋を。
今年も花火が楽しみですね。







Ⅰさん、会社のロゴを入れて・・・
裏側には、「日本初」「アルミ」の文字。
調べてみると日本化学会より第5回化学遺産に
認定されたとのこと。
素敵なお祝いになりました。






最後に以前新人編で紹介したTさん、
「あの時は未完成だった」とのことで再登場。
次回作を楽しみにしています。


 

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